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【ジュンコメント】 Fender の Jazz Bass '62。 これは確か1997年に購入したもので、いわゆるオールドではなくFender USAの現行モデル。 当時、オールドのジャズベの音、自分としては言葉で表現するなら「太くて暖かくて野蛮な音」を求めていた僕は、歩き回っていろいろな楽器屋を覗いては、オールドのジャズベの値段の高さに辟易としてた。コレクター的には価値があっても、実際に演奏するにはコンディションがひどい状態の楽器が多い上に、高い。ひどいことだよ、ほんと。買った後にフレット打ち直したりサビ落としたりしなきゃいけないし、そんなことしたら音変わっちゃうかもしれないし。 そんなわけで、オールドを探すのはあきらめて、なんとかして「求める音」と「しっくりくる弾き心地」、そして「お買い得」の楽器を見つけたい!と、友人の所有するオールドのジャズベ(これが「太くて暖かくて野蛮な音」なのよ、もう)を借りて、これは、と思うベースを楽器屋で試し弾きしては、そのオールドのジャズベと弾き比べていったのだった。でも、最近の楽器の多くは、いい音だしバランスもいいけれど、「野蛮な」音がしないのよ。「野蛮な」っていうのは、思いっきりガーンと弾いたときにもいい音がするってことね。強く弾いたときに、ブロウしたサックスのような音がするというか。そういう楽器がなかなかないのね。 そしてある日、あきらめずにとある吉祥寺の楽器屋に入って目に付いたのがこれ。一見、なんの変哲もない、Fender USAの現行のJazz Bass 。でも、値札になにか書いてある。ふむ、コンデンサーをオールドの頃のオイルコンデンサーに変えてある?ピックアップがVanzangt ?んーよくわからんが、まあとりあえず弾いてみよう。どれどれ・・・・。み、見つけた!!!というわけで、ついにお手ごろ価格なのに「太くて暖かくて野蛮な音」のするジャズベを発見したのだった。 初めて使ったのは、ラブサーカスではなくて、種ともこさんのアルバム“Locked in Heaven”かな。以来、僕の良き相棒としていい音を出し続けてくれている。時々ネックがそり気味になるのが気になるけど、でもホントはいいヤツなんです。 |